Hitorikaigi Journal

読書が本からkindleに変わった書店員の一人会議録

Road to Birth③ 〜妊娠10~11週

 

「出産への道」記録3回目です。

 

フェニックス(仮)の10週目

CRL(頭からおしりまでの長さ)3.3cm

どんどん大きくなってきている。

エコーで見ると盛んに動いていた。

この頃になると赤ちゃんは羊水に覆われ、おしっこもし始める。

私は2人分の排尿をしなければならず、毎日真夜中に目が覚め、トイレに行く羽目に…。

 

私の10~11週目

10週の健診が終わると、健診は2週ごとから4週ごとになる。

とはいえ12週までは流産の可能性はとても高く、その間フェニックスが生きているのかが非常に心配だ。

フェニックスが生きている証となるのは「高体温」と「気持ち悪さ」だけなのである。

私とフェニックスをつなぐものが「気持ち悪さ」だけなのは心細い。

ようやくつわりが落ち着くときであるのに、気分がスッキリしているとそれはそれで不安になる。

(食べたいものに関してはだけど)食欲も戻りつつある。

しかし妊娠前ぐらいは食べているのに、体重が一向に増えず、むしろ減ってきているのはなぜだろう。

妊娠前から3kgも減っている…が、ネットなどでみると5kgくらいは減るものだと書いてあるので、多少は高カロリーのものを食べても大丈夫だろうと勝手に思っている。

 

最近気になっていた川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』を読んでいる。

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川上未映子さんのエッセイはけっこう好きで、『乳と卵』もおもしろく読んだ。

今はもう手元にはないのだが、「生理用ナプキンをはじめて使うとき、よくわからなくて表と裏を反対にしてしばらく装着していた」という強烈なエピソードをよく覚えている。

そんな感じで赤裸々なところがおもしろい。

そして当事者となってしまった今「これからこうなっていくのね」とリアルに勉強になる。

川上未映子さんは13週で「出生前診断」(赤ちゃんに異常がないかを検査すること)を、そして出産のときは「無痛分娩」(陣痛の痛みがほぼないお産)を選んでいる。

私も「出生前診断」を受けようとしていて、出産は「計画出産」(人工的にこの日に生みます!ってやつ)にしようと思っている(この話はのちに)。

この話は夫婦で話し合って決めたことだけれど、親やまわりの人には言いづらい。

「お腹を痛めて生んだ我が子が愛おしい」みたいな「痛み信仰、自然分娩信仰」が社会のムードとしてなんとなくあると川上未映子さんは言う。

「ああ、それにしても。出産にまつわることで、ひとつでも多く、妊婦に可能な選択肢が増えてほしいなと思う」

これには本当に同感する。

その人らしいお産を選べるような時代になることを切に願います。

 

 

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