Hitorikaigi Journal

読書が本からkindleに変わった書店員の一人会議録

書店員おすすめ それでも産みたい妊娠・出産マンガ

 

今年に入ってからまた妊活を始めました。

でも相談する友達もいないし、親も遠くに住んでいるし、年齢のこともあるし、不安でいっぱいです。

この不安を何とかしようと、最近は妊娠・出産に関する実録マンガを読みあさっています。

マンガとしては普通に幸せな出産ではなく、産むのやめようかな…と思うほどの方がおもしろいのです。

そんな現役書店員の私がおすすめしたいマンガはこちらです。

 

れもん、うむもん! ─そして、ママになる―

「ZUCCA×ZUCA」などで有名なはるな檸檬さんの出産マンガです。

まだ妊娠を考えていないときに読んだので、「こんなに出産ってしんどいの !?」とかなりショックを受けました。 

妊娠中の女性って赤ちゃんを大事に慈しんでいるイメージ。でも実際はつわりなど体の変化にずっと振り回され、体も心も頭の中もボロボロ。

おひとりさま出産

アラフォー、年収200万円以下の作者が、彼氏のミウラさん(借金持ち、国民健康保険を払っていない)と籍は入れずに「おひとりさま出産」をすることを決意します。

そこには「結婚ありきの出産」という壁が立ちはだかっていました。世間体を気にする家族、籍を入れていないと行政サービスが受けられないなど。

さらにお金がない不安、「おひとりさま」で出産しようと決意したのに、全く協力してくれない彼氏のミウラさんに対するいらだち…。

七尾さんの行動が正しいかは別として、「おひとりさま出産」は社会問題の縮図でした。

 

ママだって、人間

「母がしんどい」「キレる私をやめたい」の田房永子さんの出産マンガです。

「出産は大変」「陣痛は痛い」「子どもが泣いたら母親は周りに謝らないといけない」など。

出産・育児の当たり前を「これってどうなの」と永子さんはいちいち疑う。これがおもしろい。

母親という枠に収まろうとしなくてもよいことに少し安心しました。

 

どのマンガもつらいポイントはそれぞれでしたが、命を授かる重みが不安のおおもとのようです。「間違ってはいけない」と。

そして不安を吹き飛ばすほどの可愛さが赤ちゃんにはあるようです。

もし私が出産することになれば、つらさを抱え込まず人に話してみようと思いました。

男性の方にも是非読んでほしいです。

壮絶な出産マンガを探していたけれど、そうか、出産自体が「壮絶」なのか。

 

本屋さんをはじめました

usagibooks.thebase.in