Hitorikaigi Journal

読書が本からkindleに変わった書店員の一人会議録

なぜ女性は不機嫌になるのか─「高須帝国の逆襲」を読んで思ったこと

 

出版直後に回収・絶版となっていた高須克弥先生の

「高須帝国の逆襲」。

その後、小学館との交渉の結果、

amazonから電子書籍で出版となり、無事読めるようになりました。

値段も紙版の半額の500円。

読めるようになったのはうれしいけれど、

全体が画像?のようになっており、

ブックマークやらメモが取れないのが難点。

おもしろい箇所がたくさん出てくるんだけど。

 

さて、今回は、問題の箇所は全くスルーしまして、

 

西原さんの行動にすごく共感したところがあったので、

長文ですが引用させていただきます。

 

彼女のおっかないところは、本当は怒ってるのに言わないんです。

本人は我慢してるつもりみたい。

そうやって、いくつも、いくつもやり過ごして、

そのたびにポイントが溜まっていく。

そうして満タンになると、突然ギャーッと怒り出す。

「わー。今度はなんで怒ってるの?」

「今のひと言で、ポイントが満タンになったから」

こっちは、わけがわからない。それで聞くようにした。

「ねえ、今、何点あがった?」

「あと何点くらい残ってる?」

まるでモバイルsuicaみたいだと思う。

チャージを忘れると、すぐになくなっちゃう。

僕としては、いつも上限めいっぱいチャージしてるつもりなんだけど。

 

何を隠そう、私も「ポイント溜め込むタイプ」なんですね。

結婚して1年が経ちましたが、ポイントは増えたり減ったりの繰り返しで、

また満タンになったことはありません。

ただし、満タンになったときは、

自分でもどうなるのかわかりません…!

 

男性から見た女性の不機嫌は、男性からすると意味不明らしい。

自分だってなぜ不機嫌になってしまうのかわからない。

できれば、いつもニコニコとしていたいのに。

 

ポイントが溜まるとき。私の場合なら、

「ひげそり後の黒い粉を洗面所に落ちないようにしてほしい」

「私が仕事で、夫が休みの日はせめてゴミくらいはまとめてほしい」

「私が休みで、夫が仕事の日、予定の時間より早く帰らないでほしい」

こんな些細なことは口に出して注意するほどではないかなと思っています。

西原さんも「本人は我慢している」ように、

いちいち口に出してたら、夫婦関係は持たないでしょう。

でも確実に傷ついていて、ポイントとして溜まっていくのです。

 

このポイント制の背景は、

些細な不満よりももっと深いところのものかもしれません。

例えば給与の格差、家事の負担など

平等のようで不平等、なぜ私ばかりがこんなに大変なのか、

という不満が根底にあるのかもしれません。

 

不満については、ちゃんと2人で話し合うことが一番いいのだろうけど、

こんなこと、どうやって切り出す?

 

とにかく、私が提案したいのは、

男性のみなさんに「女性はポイント制」であることをご理解していただき、

高須先生のように、ときどきチャージしていただくようにするのが、

お互いにうまくいくよということです。

 

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