Hitorikaigi Journal

読書が本からkindleに変わった書店員の一人会議録

ウツでなくても読んでおきたい「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」

 

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10年ほど前、仕事がキャパオーバーになって、

自律神経失調症になって、薬を飲みながら、

昼夜ずっと泣きながら仕事をしていた

そのころのことを思い出して、

いろんな方の「うつヌケ」の瞬間を想像しては、

涙を流さずにはいられなかったのだ。

 

この本の概要は、

田中圭一うつ病脱出体験をベースに、

同様にうつ病からの脱出に成功した人たちをレポートする

画期的なドキュメンタリーコミック」。

一般の方や、大槻ケンヂさんや内田樹さんなど

著名人も登場します。

「ウツ」という重いテーマを扱いながらも、

手塚チックな絵がどこかファンタジーっぽくて

ちゃんとエンターテイメントになっているところがすごいですね。

 

今ならnoteで4話まで無料でみれるそうです。

うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜|はぁとふる売国奴|note

 

「人はなぜうつになるのか」。

うつになる原因は人それぞれですが、

「本当は自分を大切にしたいのに傷つけてしまう」

「本当は友だちがほしいのに孤立を選んでしまう」

など、

「自分の『心の声』をちゃんと聞いてあげないと人はうつになる」

ことが多いそうです。

私は自分の「心の声」を聞いてきただろうか

と自分に問うと、

ずいぶんと自分を犠牲にして、傷ついてきたように思う。

いつだって被害者意識を持っていた。

今ではずいぶんと「自分に甘くする」ことを覚えてきたけれど、

まだ「生きづらさ」を抱えたままだ。

この本を読んで、

うつになる人のことは他人事ではなく、

自分自身が「うつ予備軍」であることをしっかりと認識しました。

 

10年前、私はその後仕事を辞めて、健康な状態に戻った。

あのとき、仕事を苦しみながらも続けていたら、

間違いなくうつになっていただろう。

仕事を辞めたきっかけはささいなことで、

自分の給与と労働時間を割ってみたことだった。

 

中小企業だったので、タイムカードとか基本給などが曖昧だったので

時給換算すると600円ぐらいだった。

そしたらふつうにバイトした方がいいじゃん!

と思って仕事をやめたのだった。

(今思えばかなりブラックだった。けれども一番つらかったのは

労働時間ではなく、上司の言葉だったのだけれども)

 

もしあなたが仕事で苦しい思いをしているのなら

実際に働いた時間と給与を時給換算してみてください。

「やりがい」とか「責任感」がバカバカしくなりますよ。

 

 

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