Hitorikaigi Journal

読書が本からkindleに変わった書店員の一人会議録

野心家の女性が嫌われるのはなぜ?─はあちゅうと林真理子

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いま、はあちゅうさんの「半径5メートルの野望」、

そして、林真理子さんの「野心のすすめ」を平行して読むという、

図らずも「年末野心化計画」を実施中です。

読んでいると「何かやらなきゃ!」とパワーをいただけます。

 

読めば読むほど、このお二人は、似てると思います。

まず、野心家であること。努力家であること。

外見をすごく気にしているところとか、

そして、ぶっちゃけ本を読むまでは、

お二人のことをあまり好感よく思っていなかったこと。

これは私だけじゃなく世間一般からしたら多数派の意見ではないでしょうか。

 

エッセイを拝見しても、

消費大好きな感じや、

アーバンライフを満喫している感じが

自分とかけ離れているし、

消費だけが幸せじゃないよね…と思っていました

(今思うとひがみでした)。

 

林真理子さんの「野心のすすめ」で

芸能人がデビューのきっかけを訊かれて、

「友達のオーディションについていったら、たまたま私が受かっちゃいましたー」

「のんびり屋の私なのに、周りの方々が引き立ててくださって…」

と恐縮してるパターンは、「ほぼ百パーセント、嘘です」と

バッサリ斬っていたところがおもしろかった。

 (以下引用)

「剥き出しの野心が嫌われるこの国で、彼や彼女たちは、嘘をついてでも

見事に野心を貫徹させた成功者といえるでしょう」

 

「偶然こうなった」風を装って、

心に野心を燃やし続ける。

これが、この国で嫌われずに成功する方法です。

 一方、お二人を見ていると堂々と野心をぎらつかせている。

だから世間に嫌われるのです。

しかし自然体なのは、お二人の方なのかもしれない。

別に知らない誰かに嫌われるより、

死に際に、「あのとき、こうしてたら自分の人生変わったかもなぁ」

って思いながら死ぬのはいやですものね。

  

私は小さい頃から「世界を変えたい」と思っていました。

で、「半径5メートルの野望」を読んで気づいたのが、

「世界を変える」とは、

「新しい現象や価値観に名前をつける」ことだと気づきました。

みんな感じているけれど、それに名前がなくモヤモヤしたものに

名前を付けて、それを可視化したい。

新しいサービスや技術は日々生まれていますが、

「名前を付ける」。

それだけで世界が変わるものだと思います。

だからブログをこれからも書いて、

考えることはやめないでおこう。

これが私の密かな「野望」です。

  

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